言葉にできない思い、言葉にする感謝

女性は察することの天才です。話している相手が一瞬目を伏せただけでも「何かまずいことを言ったかも」と自分の発言を省みたり、「何か心配事があるのかも」と推察してみたりします。女性同士であれば言葉にしなくても分かり合えるのです。

そして、それを男性にも求めてしまうのが女性です。だから家事を手伝って欲しいというオーラを出しても察してくれない夫にはイライラしてしまいます。

男性は「言ってくれればやるのに」と思うことでしょう。でも違うのです。女性は「察してなんぼ」の世界で生きています。

例えば、共働きの妻が仕事から帰って、休む間も無くキッチンに向かう時、テーブルの上に、夫の広げた新聞やテレビのリモコンが置かれているとします。妻は「ご飯よ」と言えば、夫が新聞やリモコンを片付け、出来た料理を運び、お茶碗にご飯をよそってくれることを期待します。しかし、夫は新聞をたたみ椅子に座って待っているだけで、妻の期待通りには動いてくれません。「テーブルを片付けて」「お料理を運んで」「ご飯をよそって」などと言えば動いてくれるかもしれません。でも妻としては何も言わなくても、夫がやってくれることに意義があるのです。

察しの天才である女性は、段取りの天才でもあります。洗濯機を回すと同時に朝食の用意をし、トイレに行くついでにテーブルの上のコップをキッチンの流しに運び、歯磨きのついでに鏡を拭くのです。仕事帰りに夕食の買い物に行けば、無くなりかけた歯磨き粉やトイレットペーパーを買い足します。そんな妻から見ると、使ったコップをテーブルの上に置きっぱなしにしたり、帰り道のコンビニに寄って牛乳と電池を買ってきて欲しいと頼んでも買い忘れてくる夫には、がっかりしてしまいます。

察しの悪い男性脳は、家事も実際の1/3ほどしか把握していないそうです。つまり男性が「家事を半分やってる」と思い込んでいても、実際は1/6にすぎなかったりします。

夫が知らない間に妻がしてくれていることは山ほどあるのです。それならば、上手く察することができなくても「いつもありがとう」という言葉を贈りましょう。

継続して心がけてくれている些細なことに気づいて感謝し言葉で労うと、相手の心に響きます。それは、職場でも同じです。「いつも朝の挨拶に元気をもらうよ」「書類に付箋を貼ってくれるから、書類の処理がスムーズだよ」など言葉で感謝を表すと、少々察することができなくても大目に見てもらえます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

若者の早期離職を防ぐ方法