外出自粛の間に断捨離をしましたか?
コロナウイルス感染症のせいで、在宅勤務や休校で家族が一緒に過ごし、普段なら見えないところが見えてイライラすることが増えた人も多いでしょう。
外出自粛中に関心が高まったことや新しく始めたことの1位は断捨離だそうです。
男性は使えないものを集め、女性は使えそうなものを捨てられないという習性があります。例えば、男性の部屋にすらりと飾られた「何かのおまけ」「キャラクターのフィギア」「全30巻のコミック」女性の部屋のクローゼットに眠る「流行遅れの服」や「紙袋」キッチンの棚には大量の空き瓶。どちらも互いに「いらないモノ」「捨てればいいのに」と言いたくなるようなモノを集めています。
収集癖として重症なのはどちらかというと男性です。狩猟本能があるせいで何かを狩って自分の巣に持ち帰ることで満足感が得られるのです。そこで、売る側は男性の収集癖に火をつける仕掛けを作っています。ガチャガチャのフィギアには「全20種類」などのゴールがあるためコンプリートしたくなり、全種類集めてしまいます。なかなか手に入らないレアキャラがいたり、期間限定など手に入る期間や個数が設定されていると、男性のコンプリート欲求はさらに加速し、大人買いをしてしまいます。
一方、女性が集めるのは「いつか使えそうなもの」です。流行遅れの服も着ようと思えば着れるために部屋着にしようと思い、ジャムなどの空き瓶や紙袋もいつか何かを入れるかもしれないと思います。「集める」というよりは、「使えそうなものを捨てられない」せいで溜まっていくのでしょう。
夫婦で一緒に暮らしているとお互いに理解のできない収集物は厄介な存在です。自粛で家にいる時間が長くなると、お互いに相手の「いらないモノ」が目についてきます。
男の子なら、大事なコレクションを「ゴミだ」と判断したお母さんに捨てられて、悔し涙を流した経験があるでしょう。そんな悲しみを味わった男性は、さらにコレクションに執着するようになります。コレクションするべきものは次から次へと現れるし、コンプリートしたら熱が冷めたかのように関心を持たなくなるので、飽きたかなと感じたタイミングで「一旦片付けてもいい?」と聞きましょう。以外と簡単にOKしてくれます。
女性のものを勝手に捨てると「使えるものを捨てられた」「まだ使えるのに」という恨み言を何年も言われ続けることになりかねません。妻には「いざ必要になった時には新しいものを買ってあげるよ」と説得しましょう。いざという時は、ほぼきません。
夫婦喧嘩をせずに断捨離をするには、男女の習性の違いを知っていると良いでしょう。